6月4日付「水星の尾」の続報です。
水星に尾があることは1980年代に予想され、2001年に確認されました。尾は、水星の極めて薄い大気に由来し、主成分はナトリウムです。
下の写真は、Dr. Sebastian Voltmer がナトリウム・フィルターを使ってフランスの Spicheren にある自宅の裏庭で撮影したものです。尾の長さは 2400万km 以上に達しているとのことです。右に写っているのは乙女座の 1等星スピカです:
- The Sodium tail of Mercury (写真はクリックすると拡大します)
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