2020年11月19日木曜日

水星の尾 (続報)

 6月4日付「水星の尾」の続報です。

水星に尾があることは1980年代に予想され、2001年に確認されました。尾は、水星の極めて薄い大気に由来し、主成分はナトリウムです。

下の写真は、Dr. Sebastian Voltmer がナトリウム・フィルターを使ってフランスの Spicheren にある自宅の裏庭で撮影したものです。尾の長さは 2400万km 以上に達しているとのことです。右に写っているのは乙女座の 1等星スピカです:


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