2015年11月22日日曜日

摩周湖で原因不明の水位上昇 ― 北海道弟子屈町


世界第2位の透明度を誇る摩周湖地図)は、約7000年前の巨大噴火で形成されたカルデラ湖です。この湖の透明度が10月におこなわれた調査で過去最低を記録し、さらに原因のわからない水位上昇(1m超)も起きているとのことです。

透明度の低下は、水位の上昇によってこれまで湖水に触れていなかった岸辺の土壌が浸食され湖水に流れ込んだためであると説明できますが、水位の上昇がなぜ生じているのかはわかっていません。

「専門家が関心を寄せるのが、水位の上昇だ。摩周湖には流れ込む川も、流れ出る川もない。雨が入り込む一方で、水分の蒸発や地下へ水が流出し、水位は一定に保たれていると考えられている」、「水位上昇はこれまでにない大きな変化であり、摩周湖で何かが起こっていることが考えられる」:

関連記事