八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月20日付で更新情報を出しています:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.107 (PDF形式)
今回の更新情報のまとめです:
- 11月20日現在、2つの観測装置(CH17とCH21)に特異状態(注1)が継続。
- 別の観測装置(CH07)に直接波近似変動が顕著に現れ、糸状基線も短時間出現した。新たな極大の出現と考えられる。さらに別の観測装置(CH20)には11月15日から特異状態が出現したが、20日午後に静穏化。
- 第8ステージの示す「11月20日前後」に極大が出現したことから、第9ステージに移行した可能性が考えられる。
- 新たな極大の出現を勘案して経験則(注2)を適用・計算すると「11月29日前後」が示される。
- これまでのステージの出現状況から、第9ステージは短い可能性。新たな極大が出現しなければ、極大から地震発生までの期間は9日間前後と推算され、今後は前兆が増えずに減少していく見込み。
- 今後、多数の極大が現れた場合は、「11月29日前後」より先になる。
推定時期 | 現時点で考えられる可能性は 11月29日±2日 (ただし、今後の前兆終息を観測しないと確定できない) |
推定発生時刻 | 午前9時±1時間 (または 午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、福井県(特に北東部)、滋賀県(特に北東部)、三重県、岐阜県、愛知県、石川県南部、富山県南西部、長野県南西部、静岡県西部 (太字は特に可能性の高い地域、上記PDF資料の地図参照) |
推定規模 | M7.8±0.5 陸域の浅い地震(深さ数km~20km前後) |
注1: 通常、観測装置に現れる波形はほぼ一定の幅で振動し幅のある基線を形成するが、この振動がなくなり基線が糸のように細くなる状態。
注2: [前兆初現~地震発生までの期間]:[前兆極大~地震発生までの期間] = 20:13
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