「続報-2」で紹介した動画はどうやら偽物だったようです。WT1190Fの落下当時、スリランカには現地や海外からの多くの観測・撮影チームが待機していましたが、雲や雨に妨げられて地上からの観測や撮影は出来なかったとのことです。以下は NASA、Nature、Washington Post の記事です。アラブ首長国連邦からの資金提供によって可能になった航空機からの観測の際に撮影された写真や動画が掲載されています:
- ‘WT1190F’ Safely Reenters Earth’s Atmosphere, Provides Research Opportunity (写真、動画あり)
- Researchers rendezvous with falling space debris (写真、動画あり)
- Here’s the mysterious space junk that crashed into Earth on Friday the 13th, caught on camera (写真、GIF動画あり)
今回の WT1190F の大気圏突入は、地球に衝突する可能性のある天体が発見された場合の対応手順を確かめる非常に良い演習になったと NASA は述べています。
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