2025年5月25日日曜日

ゴリラ 12.5頭分の大きさの小惑星

 
『エルサレム・ポスト』紙の記事です:

記事の後半に書かれているのですが、世界自然保護基金(WWF)によると、平均的なゴリラの体高は最大約 1.8m。小惑星 2025 KF の推定直径 23m をこの 1.8m で割ると、おおよそ 12.5 になる、ということです。
 
小惑星の大きさを示すのには、エンパイア・ステート・ビル何個分とかフットボール競技場何面分、あるいは家何軒分、自動車何台分などがよく使われますが、ゴリラを使った比較は初めて目にしました。
 
下のブルースカイへの投稿では、小惑星の体積をゴリラで換算しています:
 
「直径 23m の小惑星が球体なら、ゴリラが2万頭くらい収まる計算になります。球体ではないので、1万頭としましょう」

I’ve checked this and they just compared the height of a gorilla to the diameter of the asteroid. But it’s the volume of a gorilla and the volume of the asteroid that matter. A 23m asteroid could fit something like 20,000 gorillas if it were spherical. So let’s say 10,000, since it’s not.

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— James Ball (@jamesrball.com) 2025年5月22日 17:20


大きなもののサイズや体積をわかりやすくするために、何か身近なもの何個分と示すことはよくありますが、いつも疑問に思うのは東京ドーム何杯分という表現です。東京ドームのどのあたりまで満たしたと想定しているのか不明確ですし、そもそも、東京ドームに行ったことのない者にはまったく実感がわきません。

私にとって実感を伴ってわかりやすいのは、大きさや面積ではテニス・コート何面分、体積や容積では 25m プール何杯分という例え方です。
 
 
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