奈良文化財研究所は、全国の発掘調査で見つかった地震痕跡 1620地点のうち、断層付近以外にも分布が集中する場所が複数あることが分かったと発表しました。
- 地震痕跡の分布の約7割は、断層の分布と調和的である。
- 地震痕跡の残り3割以上に、断層とは異なる分布傾向が見出された。
- この地震痕跡の分布傾向は、「過去の地形」とその変遷に対して相関性が示唆される。
- 「全国遺跡出土地震痕跡データセット」の更新公開と、見えてきた地震痕跡分布の特徴
- 発掘で見つかった地震痕跡、断層付近以外でも集中 奈文研が公開データで確認
- 河内湾沿岸に地震痕跡集中地 「南海地震起因で流されなかった遺構」