2022年7月27日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-263)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 7月26日12:00 付けで更新情報を出しています。
 
「14年継続した前兆 7月29日(7/29±2) 対応地震発生の可能性考え易い」:
 
更新情報の概要
  • CH26観測装置(八ヶ岳)に7月19日19時過ぎから整った形のPBF変動が出現。完全同期してCH15観測装置(八ヶ岳)にも弱いPBF変動が出現。さらに、同期は見られないが、CH07、CH14、CH34観測装置(いずれも八ヶ岳)にも極めて微弱なPBF変動が出現。[PBF変動:Periodic Baseline Fluctuation anomaly、典型的な地震前兆波形。周期的な基線のうねり変動。極大時に集中出現した場合は、継続時間が地震規模を表す。]

  • PBF変動の向き(基線より上方向か下方向か)から影響局(FM放送局)を絞り込み、地震発生推定領域を地図上に作図すると中部・北関東・東北南部となり、これまでの推定領域と合致。

  • 7月19日15時ごろから CH17観測装置とCH21観測装置(いずれも八ヶ岳) に特異変動が出現。PBF変動と同じ現象の関連変動と認識。

  • PBF変動は156時間継続し、7月26日07時に終息。7月22.9日が極大と認識。初現7月19.8日、極大7月22.9日から7月28日±3日発生、終息7月26.3日から7月27日±3日発生の可能性が算出される。

  • PBF変動の継続出現時間計 156 時間に、経験則  Log(PBF継続時間計)= 0.5M−1.8 を適用すると M8.0±0.3 が算出される。この値は、これまでの推定規模と合致。

  • 14年間継続出現した長期継続前兆は全て終息した。

  • 各観測装置に現れた前兆変動の消長、相互関係などから導いた16項目は全て7月28日または7月29日に地震発生の可能性があることを示している。誤差も加味して7月29日±2日発生の可能性が高いというのが現在の見解。

  • 但し14年という長期継続前兆は経験が無く、これで発生とならない場合や、発生しても推定内容(領域・規模)が実際と大きく異なる場合もあり得ます。その場合は平に陳謝致します。お許し下さい。現状、左記の推定地震発生が否定できませんので、念のため最大限のご注意をお願い致します。仮に発生した場合でも被害が少ないことを祈ります。
 
推定日7月29日(誤差: 7月29日±2日)
7月29日発生の可能性が高いが、7月31日までに発生がない場合は再考する。
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±3時間
推定震央領域 続報 No.328」所載の図2太線内(火山近傍)
斜線域は可能性考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の噴火については、完全否定困難
何らかの火山活動活発化の可能性も否定困難
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年となります。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
[備考: 7月29日は新月です。推定領域にはギリギリですが柏崎刈羽原子力発電所(地図)が入っているように見えます。]