先ほど小惑星〝2021 CQ5〟が地球のそばを通過しました。午後には月に接近します。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2021 CQ5 | 5~12 | (地球)2月12日 07:35 (月)2月12日 15:08 |
0.46 0.49 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星はアポロ群に分類されています。
直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。今回の接近予報が公開されたのは 11日20時過ぎでした。
接近時の地球との相対速度は秒速 13.4km(時速約 4万8000km)とされています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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