2018年12月24日月曜日

彗星に降る「雪」


2014年に 67P/チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星を訪れた、欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機ロゼッタと、ロゼッタから切り離されて彗星に着陸したフィラエを覚えているでしょうか。以下のページには、フィラエが彗星の表面で撮影した画像をつなぎ合わせて作った GIF動画が3本掲載されています。雪が降っているように見えますが、その正体は?:

専門家によると、雪のように見えているものの正体は3つあるそうです:
  1. カメラの前で舞っているように見える白い点は、彗星表面から舞い上がった塵の粒子。太陽光を浴びて白く見えている。

  2. 白い線状に見えるのは、撮像素子に飛び込んできた宇宙線。

  3. 遠景で上から下に降るように移動して地平線の向こう側に消えて行くのは、無数の星。彗星が回転しているので降る雪のように見えている。(3本目の GIF動画は星の方を固定しています。)

約25分間に撮影された画像を GIF動画にまとめていますので、実際の動きよりかなり速く見える点に留意してください。

現在、67P/チュリュモフ-ゲラシメンコ彗星は木星の軌道の外側を移動中で、遠日点の近くにいます。ロゼッタは2016年9月末に彗星表面に突入してその使命を終えましたが、着陸機フィラエは今もなお彗星の表面に留まっています。


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