12月16日午前1時32分ごろ、石川・岐阜県境に位置する白山(地図)山頂付近の地下でM3.4の地震が発生し、周辺の市で最大震度1を記録しました。その後、白山では地震が増加し、午前9時までに150回を数えました:
- 白山の火山活動解説資料 (平成26年12月16日11時10分) (PDF形式)
白山は16世紀の戦国時代に何度も噴火しています。最後に噴火したのは江戸時代初期で、1659年のことです。その後は、富士山よりも長い間、沈黙しています。
来年3月には北陸新幹線の長野-金沢間が開通しますが、白山が盛大な〝祝砲〟を準備しているのかも知れません。白山は金沢市の南方約50kmにあります。
関連記事
- 白山 ― 気象庁が監視強化 (11年10月25日)
- 白山で微小地震増加 (12年9月10日)
- 白山で微小地震増加 (続報) (12年10月11日)
- 白山で群発地震 (12年10月30日)
- 白山で群発地震 (続報) (12年11月2日)
- 白山近くの温泉で湯量が変動 ― 石川県 (12年11月10日)
- 白山で地震 ― 石川県・岐阜県 (13年2月1日)
- 白山で地震 ― 石川県・岐阜県 (続報) (13年2月10日)
- 白山の噴火に備え「火山防災協議会」設置 (13年2月10日)
- 白山の麓にサルの群れ ― 石川県白山市 (13年3月5日)
- 白山で火山性地震 ― 石川県・岐阜県 (13年7月10日)
- 白山で火山性地震 ― 石川県・岐阜県 (補足) (13年7月12日)