2014年11月27日木曜日

阿蘇山の噴火は「マグマ噴火」


11月21日付「阿蘇山で地殻変動」の続報です。

福岡管区気象台が27日16時30分に発表した「阿蘇山の火山活動解説資料」(PDF形式)によると、現在継続中の阿蘇山(地図)の噴火はマグマ噴火であるとのことです。以下は、上記資料からの抜粋です:
本日実施した現地調査では、中岳第一火口周辺にスコリアが飛散していたことから、この噴火はマグマ噴火であると考えられます。

今後も噴火が繰り返し発生する可能性があります。

GNSS連続観測では、古坊中-長陽の基線にわずかな伸びの傾向が認められます。また、傾斜計では引き続き火口上がりの変動を観測しています。

スコリアは「マグマ由来の多孔質の黒い噴出物」です。


関連記事