11月3日の北海道勇払郡むかわ町に続いて、4日には日高郡新ひだか町(地図)、5日から6日にかけては浦河郡浦河町(地図)に大量のイワシが押し寄せています。「50年近く住んでいますがこんなことは初めてです」(浦河港近くの住民):
- 浦河港に大量のイワシ むかわに続き、冷たい海水避け逃げ込む? (写真あり)
- 北海道の港に大量のイワシ打ち上げられる (動画あり)
報道記事では、3日から5日にかけて北海道を襲った暴風と海水温の低下を原因とする見方が多いようです。つまり、暴風によって「表面の暖かい海水と深いところにある冷たい海水がかき回されて海面の水温が下がった。これによって動きの鈍ったイワシの群れが高い波にあおられて陸の方に寄せられ、イワシが大量に打ち上げられた」(NHK)、あるいは比較的海水温の高い港に逃げ込んで酸欠状態になった(北海道新聞)という説明です。
3日のむかわ町の事案については、以下を参照してください:
- 大量のイワシ漂着、地震発生 ― 北海道むかわ町 (14年11月4日)
なお、11月5日23時01分ごろに、根室半島沖の深さ約50kmでM4.6、最大震度3の地震が発生しています(速報値、震央地図)。
関連記事