8月24日、イタリアのローマ・レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港(フィウミチーノ空港、地図)の滑走路のそばに噴気孔が出現し、水蒸気と泥を噴き出しているとのことです:
- 'Geyser' Erupts at Rome's Fiumicino Airport (写真あり)
- Rome (Italy): new fumarole near Fiumicino airport
地質学者や技術者によるこれまでの調査では、地下に埋設されたパイプからの噴出などではなく、天然の噴気孔であるとのことです。
ローマの南東20kmには活火山の Monti Albani (最後の噴火は約2万年前)があります。また、ローマの周囲には多くの温泉があるので、新たに噴気孔ができても不思議ではない、と地質学者は述べています。
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