海洋研究開発機構(JAMSTEC)の発表です。トカラ列島(地図)の群発地震活動を 2025年9月から 2026年1月にかけて海底通信光ファイバー・ケーブルを利用して観測した結果を報告しています。発表の主眼は海底光通信ケーブルを使った DAS(Distributed Acoustic Sensing)観測によって、陸上観測網での観測に比べて 10倍以上の数の地震を観測できたという点なのですが、トカラ列島近海で起きている群発地震についての新しい知見も含まれています。
「観測された活動の中には、限られた地域、かつ海底下の非常に浅い場所で発生していると考えられる活動が見られました。これらの活動は他の多数の地震活動とは異なった過程で発生している可能性があり、海底火山活動や海底下の熱水活動等との関連について今後検討することが必要と考えています」:
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