9月5日付「噴火続く — アイスランド」の続報です。
マグマが深部(赤い矢印)からスヴァルツェンギの地下 4~5 km にあるマグマ溜まり(オレンジ色の領域)に流入する「閉じた」システム。このとき、圧力が増加し、 地表で測定可能な地盤変形が発生する。 Credit: Icelandic Meteorological Office |
8月22日に始まった噴火が止まりました。 以下はアイスランド気象局が 9月6日16時00分(日本時間 7日01時00分)に発表した内容の概略です ——
昨日の夕方以降、火口で目に見える活動は観測されていない。8月22日に始まった噴火は終息したと宣言された。
スヴァルツェンギ(Svartsengi)地域では地盤隆起が再び始まっており、マグマが 4~5km の深さのマグマ溜まりに蓄積し始めていることを示している。IMO(アイスランド気象局) は引き続き地盤変形率を監視する。測地モデリングの暫定的結果によると、マグマは以前の噴火が終息した後の期間に推定された速度と同じ速度で蓄積している。
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