8月4日付「噴火始まる — アイスランド」の続報です。
現地時間8月3日にレイキャネス半島で始まった噴火が20日に止まったようです。アイスランド気象局の発表はまだありませんが、現地メディアの報道によると、8月18日ごろから火山性の震動が徐々に減衰、20日夜にはほとんど観測されなくなり、溶岩の流出も停止、火口もふさがった状態になった、とのことです:
- Meradalir Eruption Likely Over (写真あり)
- No harmonic murmurs, but flowing lava was detected last night (写真あり)
- Daily Volcano Briefing: Eruption Has Virtually No Activity (写真あり)
上の2番目の記事では21日夜に「流れる溶岩が確認された」とありますが、専門家によると、これはまだ冷却中の溶岩で、活動が停止する前に流れ出したものである可能性があるとのことです。
これが本当の終息であるとすれば、昨年の噴火が半年間ほど続いたことに比べると、かなり短期間で終わったことになります。火山学者や地質学者は、昨年と今年の噴火は、レイキャネス半島の新しい火山活動期の始まりを意味し、数十年から数世紀続く可能性もあると述べています。
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