日本時間 7月6日07時27分、地球が遠日点を通過しました。太陽との距離は 1億5210万527km。1月2日に近日点を通過したときは 1億4709万3163km で、その差は 500万7364km(『天文年鑑 2021年版』、誠文堂新光社):
- Heat Waves Are Breaking Records, But Earth Is Actually At Its Furthest From The Sun (記録破りの熱波だというのに、地球は太陽から最も遠いところにいる)
地球が遠日点を通過するということは、別の見方をすると、地球の公転速度が最も遅くなることでもあります。これはケプラーの第2法則(面積速度一定の法則)が示すところです:
- The Earth will reach its minimum speed of 2021 this July 5 (7月5日、地球は 2021年中で最低の速度になる; GIF動画あり)