3月24日13時38分(日本時間)、南太平洋のトンガ諸島の西方で M7.5、震源の深さ 229.5km の深発地震が発生しました(震央地図)。気象庁の発表では M7.6、深さ 240km となっています。
以下は、米国地質調査所(USGS)の "Tectonic Summary" からの抜粋です ——
(今回の地震は)中深度における正断層運動によって引き起こされたものである。震源メカニズムの解析結果によると、破断は、南西方向に延びる浅い傾斜の断層、あるいは北東方向に延びる急傾斜の断層のいずれかで発生したと考えられる。この地域では、太平洋プレートがオーストラリアプレートの下に西向きに沈み込んでいる。この地震の発生位置と深さは、沈み込む太平洋プレート内部の断層運動と整合的である。
この地震のように、震源の深さが70~300 kmの地震は、一般に「中深度地震」と呼ばれる。中深度地震は、沈み込むプレートと上盤プレートの浅い境界面ではなく、沈み込んだプレート内部の変形によって発生する。通常、中深度地震は同程度のマグニチュードを持つ浅い震源の地震に比べて震源直上の地表の被害は少ないが、規模の大きい中深度地震は震源から遠く離れた場所でも感じられることがある。
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(図は USGS のウェブサイトより引用)
