北海道の太平洋側で地震が多発しています。5月半ば以降、最大震度震度4の地震が6回、マグニチュード6以上が4回発生しています。この状況について、報道機関は気象台や専門家に見解を求めています — 「震源がそれぞれ離れていることなどから、一連の地震に関連はない」(札幌管区気象台)、「おおまかなメカニズムは一緒なんですけどもただ、一部の場所に地震が集中して発生するとかそういう特徴ではなく、震源がそれぞれ100キロとか200キロとか離れておりますので直接的な関係というものはないかなという風に見ております」「北海道太平洋側は元々地震が全国で見ても多い。決して異常な現象ではない」(北大大学院・高橋浩晃教授):
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- 【震度4…北海道で”6回目”】5月から太平洋側で相次ぐ”震度4”の地震_専門家は「決して異常な現象ではない。過去の大地震も前兆は観測されず。今後も大地震は前兆なく突然発生する」 常に地震への備えを!
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『ウェザーニュース』の解説動画では、過去100年間の「十勝沖〜北海道東方沖のM6.5以上の年別地震回数」のグラフ(6分07秒付近から)を示して、おおむね次のように述べています —— これまでにM6.5以上の地震が起きなかった空白期が4回あり、現在は4回目の空白期。1回目は 1928〜34年(7年間)、2回目は 1953〜60年(8年間)、3回目は 1982〜92年(11年間)、4回目は 2009年〜現在まで(17年間)。これほど長い期間、M6.5以上の地震の発生がないのは過去になかった。このまま、静かな状況が続くとは考えにくい:
- 最近多発する北海道太平洋側の地震の特徴 ここ1か月でM6以上のが地震4回も (YouTube動画)