2023年10月7日土曜日

アフガニスタン西部で地震連発

 
アフガニスタン西部で、現地時間 10月7日11時過ぎから 12時過ぎまでの約 1時間にM5からM6クラスの地震が 4回立て続けに発生しました。震央はほぼ同じ場所です(震央地図)。
 
USGS(米国地質調査所)と EMSC(ヨーロッパ地中海地震学センター、[]内)は次のように発表しています。()内は日本時間です:
  • 11時11分(15時41分) M6.3、D14.0km [M6.2、D35km]
  • 11時19分(15時49分) M5.5、D11.4km [M5.6、D35km]
  • 11時42分(16時12分) M6.3、D10.0km [M6.4、D35km]
  • 12時10分(16時40分) M5.9、D7.7km   [M5.9、D6km]

以下は、最初の M6.3 の地震についての USGS のテクトニック・サマリーからの抄訳です:
 
2023年10月7日にアフガニスタンのヘラート近郊で発生したM6.3の地震は、ヒンドゥークシ山脈の最西端近くの浅い深さでの衝上断層の結果として発生した。この地震に続いて、約30分後に2回目のM6.3の地震が発生した。どちらの地震も、北または南に傾斜し、走向が東-西方向の断層面で発生した。地震は大陸内の山岳地帯のユーラシア・プレート内で発生した。

アフガニスタンとその周辺地域では、アラビア、ユーラシア、インド・プレート間の複雑かつ活発な相互作用により、地震が頻繁に発生する。アフガニスタン西部と中部の地震は、主にユーラシア・プレートに対するアラビア・プレートの北上運動の影響を受けている。1920年以降では、今回の地震の震央から250km以内でM6以上の地震が他に7回発生しており、そのすべてはイラン領内で発生している。これらの過去の地震には、1567人の死者を出した1997年5月のM7.3の地震と、1979年11月のM7.1の地震が含まれる。