小惑星〝2015 EG〟が 3月4日から5日にかけて月と地球に接近します。
この小惑星はアテン群に分類され、直径はかなり大きく 19~43m と推定されています。
過去の観測記録を遡って調べた結果、この小惑星は 2011年4月2日に最初に記録されていたことが判明しています。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2015 EG | 19~43 | (月)3月4日 18:21 (地球)3月5日 06:03 |
1.22 1.15 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速9.6km(時速約3万5000km)と予報されています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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