平成30年北海道胆振東部地震(2018年9月6日、Mj6.7、最大震度7)について、国土地理院が震源周辺の水準点の再測量結果を発表しました(標高成果改定量図)。「昨年9月の地震は、震源断層が上下方向にずれて起きたとされており、再測量結果はこれとほぼ一致する形となった」:
- 震源近く最大12センチ沈降 昨年9月、北海道の地震 (地図あり)
- 平成30年北海道胆振東部地震に伴う基準点成果の公表停止及び再開について (地図等あり)
以下は、防災科学技術研究所の「AQUAシステム メカニズム解カタログ」に掲載されている平成30年北海道胆振東部地震の発震機構解です。今回、国土地理院が発表した隆起と沈降の分布とよく一致しています(発震機構解の見方はこちら):
Credit: 防災科学技術研究所 |
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