2021年6月8日火曜日

流れ出す溶岩、飛び散る溶岩 — アイスランド

 
流れ出す溶岩の急流。溶岩の量に圧倒されます。

「私の人生でトップ 5に入る動画 ・・・ 『痛いほど美しい』という私の声が聞こえると思います」:


飛び散った溶岩が噴丘を染める(写真はクリックで拡大します)。
 
 

農家の庭から間欠泉が噴出 — アイスランド

 
6月1日、アイスランドの Reykjavellir in Bláskógabyggð(地図) にある農家の庭で、間欠泉が噴出するできごとがありました。
 
噴出したのは 30年以上使われていなかった温水採取用の古い掘削孔。1947年に掘削され、1990年以降は塞がれ、使われていませんでした。
 
この日、土地の所有者が温室を暖めるための温水が得られないか試していました。「ほんの少しだけ水が出ました。それで、私は作業をやめて、お昼を食べに行きました。そうしたら、妻が『井戸の中で水が噴き出している』と言うのです」と所有者は語っています。
 
間欠泉は 1時間に数回、30m の高さにまで水を噴き上げているとのことです。
 
地質学者は、この掘削孔は非常に浅いため、これほどの勢いで噴出することはないはずだ、30メートルの高さまで噴出するためには、通常、水の温度がもっと高くなければならない、と語っているとのことです:
 
間欠泉の噴出があった場所は、レイキャネス半島の噴火地点から北東に約 90km の地点です。
 
 

溶岩流が展望台を取り囲む — アイスランド (続報)

 
 
6月4日、噴火口を間近に展望できる場所として人気があった丘が、溶岩に取り囲まれて溶岩原の中の島になっていまいました。それまでは溶岩原に突き出た半島のような状態でしたが、丘に通じる道は数日前に封鎖されていたため、見物客が溶岩に取り囲まれて孤立する事態は避けられました。新たな観光ルートが検討されているとのことです:
 

2021年6月6日日曜日

ソルトン湖周辺で群発地震 — 米国カリフォルニア州

 
 米国カリフォルニア州南部にあるソルトン湖(Salton Sea)の南岸周辺で群発地震が起きています。マグニチュード 2.5 以上の地震がすでに 50回近く発生。最大規模は 6月5日10時55分(日本時間6日02時55分)に発生した M5.3、震源の深さ 5.8km(震央地図、USGS資料)。発震機構は横ずれ断層タイプです。被害はなかったと報道されています。

「ソルトン湖は、カリフォルニア州の南端にあるサンアンドレアス断層の上に位置しています。この地域では、地球の地殻が引き伸ばされています。今日の地震は、サンアンドレアス断層の南端近くにある水没した断層に関係しています。ブロウリー地震帯と呼ばれるこの伸張地帯は、サンアンドレアス断層とカリフォルニア州南部のインペリアル断層を結んでいます」、「サンアンドレアス断層はカリフォルニア州で最も長い断層で、専門家の間では最も危険な断層と考えられています」:

今回の震源域の北にあるディズニーランド周辺でも 1週間ほど前に群発地震が発生しています:
 
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イルカの目撃相次ぐ — 神奈川県横須賀市

 
神奈川県横須賀市(地図)の沖合でイルカ(複数)の目撃が相次いでいます。イルカが現れたのは 5月から。体長 2m ほどで、カマイルカとみられています。
 
「カマイルカは元々温暖な海には生息しないが、最近横須賀沖でイワシの群れが目立つようになったことから、この餌を追って泳いでいるうちに偶然辿り着いたのでは」(観音崎自然博物館):
 

2021年6月5日土曜日

雲仙岳(普賢岳)で低周波地震 2回

 
6月4日朝、雲仙岳で低周波地震が 2回発生しました。震源は普賢岳(地図)付近の浅い場所と推定されています。低周波地震の前後で地震の増加はなく、火山性微動や地殻変動も観測されていません。
 
「低周波地震の発生以外に火山活動の高まりはみられていませんが、今後の情報に留意してください」:
 
雲仙岳に火山の状況に関する解説情報が発表されるのは初めてです。多くの犠牲者を出した雲仙普賢岳の大火砕流から30年の節目を 6月3日に迎えたばかりです。
 
「2014年に噴火した御嶽山では、噴火の2週間ほど前に低周波地震が起きています」:
 
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2021年6月4日金曜日

未だに臭う中世のトイレ — デンマーク

 
古い記事ですが、デンマークのオーデンセ(アンデルセンの生誕地、地図) で発掘されたトイレの遺構。1300年代に便器として使われていた木製の樽の中には、保存状態の良い糞尿が残っており、700年の時を経ても悪臭を放っていたそうです:
 
樽の中身の分析からは、 当時の人々がラズベリーをよく食べていたことがわかったとのこと。また、トイレットペーパーが発明される前には何が使われていたのか —— 見つかった答は、苔、皮革、布の小片でした。

日本では、地域によっては江戸時代後期まで、糞箆(くそべら)あるいは籌木(ちゅうぎ)と呼ばれる棒状の木が使われていました。使用後は乾燥させたり、水洗いしたり、表面を削ったりして再利用されることもあったといいます。使った後の割り箸を再利用することもできるので、SDGs の一環として、環境大臣には率先して糞箆の使用を実践していただきたいものです。

富士山の噴火警戒レベル判定基準を公表

 
6月4日、気象庁が富士山の噴火警戒レベルの判定基準を公表しました:
 
「富士山では、噴火の発生が予想される火山活動活発化の過程でレベル 2は発表しない。ただし、火山活動が低下する過程などにおいてレベル 2を発表する場合がある」:  
 
「最も新しい富士山の噴火である 1707年の宝永噴火においては、明瞭な先駆現象が発生していたことがわかっている」、「宝永噴火は、噴火の規模や噴出率、その噴火の初期にデイサイト質のマグマが噴出した点などにおいて、富士山の噴火の中では特異な事例である」、「より規模の小さい噴火や、一般的な玄武岩質火山の噴火を想定した場合、宝永噴火前のような顕著な地震活動を伴わずに噴火に至る可能性もある」:

次の富士山噴火は、宝永大噴火や延暦大噴火のように大量の火山灰を降らせるタイプではなく、貞観大噴火のような玄武岩質の溶岩が流出するタイプの可能性が高い、と気象庁はみているのでしょうか。
 
上掲の解説資料の冒頭は、富士山の噴火の歴史の簡潔な要約となっています。一読の価値ありです —— 「富士山は約 2 万年前の大規模な山体崩壊の後(中略)このように富士山における噴火の発生場所は、山頂部に限定されていない。 (中略)噴火の規模は、中~小規模が圧倒的に多く、噴火様式は、火砕物放出、溶岩流出、及びそれらの混合型で、少数であるが火砕流の発生も確認されている。また、約5600 年前以降で最大の火砕物放出を主体とする噴火は 1707 年の宝永噴火であり、最大の溶岩流出を主体とする噴火は 864 年に発生した貞観噴火である」

宝永大噴火の 49日前には南海トラフで宝永大地震(Mw 8.7〜9.3)が起きていますが、最近、以下のような研究結果が発表されています:

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溶岩流が展望台を取り囲む — アイスランド

 
アイスランド南西部のレイキャネス半島で続いている噴火ですが、溶岩の流出が止まりません。噴火地点を展望できる丘が溶岩に取り囲まれそうになっており、見物客が孤立する可能性があるため、警察が丘に通じるルートを封鎖しました:

記事に載っている写真(拡大)では、右下に写っている人が大きさの目安になります。

専門家は、溶岩の表面は黒く固まっているが、その下には高温で熔けたままの溶岩が流れているとして注意を呼びかけています。
 
 

泥火山噴出、住民避難 — コロンビア

 
南米コロンビアのウラバ・アンティオケーニョ(地図)にあるパルマレス・デ・セニザという集落で 5月末、泥火山から煮えたぎる泥や灰が噴出し、集落全体の 23家族約 100人が避難しました:
 
 
 
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