日本時間1月29日午前4時10分ごろ、カリブ海で M7.7、震源の深さ10kmの地震が発生しました(日本の気象庁の発表では M7.3)。震央はキューバの南、ジャマイカの北西の海域で、Gonâve マイクロプレート(地図)と北アメリカ・プレートの境界をなすオリエンテ断層帯で起きた左横ずれ運動の結果とみられています。
USGS(米国地質調査所)の資料によると、震源付近では北アメリカ・プレートがカリブ海のプレートに対して年間約 19mm の速度で西南西に移動、今回の地震のスリップ面は主として震源の西側に広がっており、その大きさは約 200×20km、とのことです。
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