2019年から月の裏側で調査を行っている中国の月面探査車 Yutu 2(玉兎2号)が、地平線(月平線)上に突出した奇妙な物体を発見しました。立方体の形状をしているように見え、「神秘小屋(shenmi xiaowu、拡大画像)」と呼ばれています:
この物体について科学者は、隕石衝突によって跳ね飛ばされた巨岩の可能性が高いとしています。Yutu 2 は今後 2〜3日(地球時間では 2〜3ヶ月)をかけて物体に接近し、詳しく観察する予定とのことです。
Yutu 2 は着陸機 Chang'e 4(嫦娥4号)に搭載されて 2019年1月3日に月の裏側に着陸しました。
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