2021年12月4日土曜日

紀伊水道の地震と南海トラフ巨大地震

 
12月3日に紀伊水道を震源として発生した M5.4、深さ 18km、最大震度 5弱の地震(気象庁資料) について、気象庁は「南海トラフ地震の発生可能性が平常時より高まっているとは考えておりません」と言い、報道各社が見解を求めた専門家も軒並み「南海トラフの巨大地震とは直接の関係はない」と口をそろえる中、京都大学地震予知研究センターの片尾浩准教授は「巨大地震との関わりもあるかもしれない」との見解です。
 
「地震の時に断層がどちら向きにずれたかというのがわかるのですが、その方向が南海トラフ大地震を起こすと言われているフィリピン海プレートが西南日本の下に沈み込む方向に動いているんですね。『巨大地震』との関わりもあるかもしれないので、注目してみています」: 
 
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