2006年の劇場版『日本沈没』に科学監修として関わった巽好幸教授が、「時間スケールはさておいて、そもそも日本沈没は可能かどうかをきちんと分かりやすく説明することもプロの役割だ」として執筆した記事です。
「軽くて浮かんでいる日本列島は沈まない」、「今世紀末までに3m程度と予想されている海面上昇では、日本沈没を引き起こすほどの効果は望めない」、「玄武岩質の地殻が大陸地殻へと進化する過程で、『反大陸』という物質が生成される(中略)反大陸はマントルより重いのだ(中略)大陸地殻が成長する過程でマントルより重い反大陸も厚くなり、その結果大陸地殻(日本列島)は沈む可能性がある」:
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