『読売新聞』の記事です。トカラ列島近海で起きている群発地震について、これまで読んだ記事のなかではもっとも包括的で詳しい解説です。
「海溝型地震でも火山による地震でもない」、「海底山脈がトカラ列島の側面に衝突し、生じさせたひずみが 伝播して起きた」、「琉球弧のフィリピン海プレートは、本州のフィリピン海プレートよりずっと前に形成されたと考えられていて、プレートの性質も異なる」、「南海トラフ地震の前兆ではない」、「地震の原因が火山活動ではないとしても、今後、噴火が起きないとは限らない。地震で地下の岩盤が割れた結果、マグマの通り道ができた可能性があるからだ」:
- トカラ列島近海群発地震 海底で何が起きているのか 震源の海を知る海洋火山学者に聞く (海底地図、写真等あり)
関連記事
- 「バヌアツの法則」はデマ (16年8月15日)
- トカラの法則、バヌアツの法則 (18年4月18日)
- トカラ列島近海の地震とトカラの法則 (21年4月16日)
- トカラ列島近海の地震とトカラの法則 (続報) (21年4月26日)
- トカラ列島近海で M6.0、最大震度 5強 (21年12月9日)