2月4日付「渡り鳥に異変」の続報です。
2月4日の記事では石川県と愛媛県の異変を紹介しましたが、福岡県、大阪府、長野県、山形県からも異変が報道されています。記事では、野鳥のさえずりが聞こえない『沈黙の春』という言葉も使われています。
「冬鳥が極端に少ない」、「例年ならば、筑後地区の里山や市街地に姿を見せるメジロやツグミ、シロハラなどの野鳥の姿が見られない」、「メジロやツグミだけがいない原因が分からない。非常におかしな事態」(以上福岡県)、「こんなに野鳥が少ない冬を経験したことがない」(大阪府):
「今年はツグミやシメなど小型の冬鳥の数が例年にないほど少なかった」(長野県)、「シメ、ツグミ、マヒワが今年は圧倒的に少なかった」(山形県)、「今年はシロハラやツグミが例年に比べて明らかに少なかった」(大阪府):
「全国的な傾向なので原発事故の影響は因果関係として考えにくい」、「決定的な理由は現段階ではよく分かっていない」とのことです。
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