6月1日付「新たな噴火始まる — アイスランド (続報)」の続報です。
アイスランド気象局が日本時間 6月25日00時00分に発表した情報の概要です ——
- 5月29日に始まった噴火は 24日間続き、止まった。
- 2023年12月に始まったスンドヌクスギガロド(Sundhnúksgígaröð)噴火シリーズの 5回目の噴火であった。
- 地盤の隆起は続いているが、以前の噴火と噴火の間よりも遅い速度である。
5月29日にスンドヌクスギガロド噴火シリーズで始まった噴火は止まり、6月22日以来火口での活動は観測されていない。噴火は 24日間継続した。2023年12月に始まったスンドヌクスギガロド噴火シリーズの第5回目であった。この噴火中に形成された溶岩原は、その体積と面積においてシリーズ中で最大である。
現在、火口から溶岩が流れ出しているわけではないが、固まった表面の下にまだ溶けている溶岩があるため、シリンガルフェル(Sýlingarfell)の北の溶岩原では大きな動きが続いている。過去 2日間、シリンガルフェルの防御壁を越えた溶岩流の先端部と、防御壁の北の溶岩原で動きが観測されている。溶岩原の動きは今後数日間続くと予想される。
噴火開始から約10日後、スヴァルツェンギ(Svartsengi)の地盤隆起が再開し、マグマの蓄積が続いていることが示された。地盤隆起はそれ以来継続しているが、その速度は以前の噴火の間に観測されたものよりも遅い。
スヴァルツェンギの地下でマグマの蓄積が続く間は、これまでのようにマグマの貫入と噴火のパターンが続く可能性が高い。現時点では、次の貫入や噴火がいつ発生するか、マグマの蓄積がいつ終了するかを予測することは困難である。
現在、火口から溶岩が流れ出しているわけではないが、固まった表面の下にまだ溶けている溶岩があるため、シリンガルフェル(Sýlingarfell)の北の溶岩原では大きな動きが続いている。過去 2日間、シリンガルフェルの防御壁を越えた溶岩流の先端部と、防御壁の北の溶岩原で動きが観測されている。溶岩原の動きは今後数日間続くと予想される。
噴火開始から約10日後、スヴァルツェンギ(Svartsengi)の地盤隆起が再開し、マグマの蓄積が続いていることが示された。地盤隆起はそれ以来継続しているが、その速度は以前の噴火の間に観測されたものよりも遅い。
スヴァルツェンギの地下でマグマの蓄積が続く間は、これまでのようにマグマの貫入と噴火のパターンが続く可能性が高い。現時点では、次の貫入や噴火がいつ発生するか、マグマの蓄積がいつ終了するかを予測することは困難である。
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