2月28日にチリの観測施設が発見した小惑星 "2023 DW" が、低い確率ながら 2046年に地球に衝突する可能性があることがわかりました:
最新の予報(3月6日付)では、日本時間 2046年2月15日01時57分(± 1日4時間10分)に、最悪の場合、地球の中心から 2028km のところを通過するとされています。地球の半径は 6371km ですから、この場合は地球に衝突することになります。この時の 2023 DW と地球との相対速度は秒速 11.04km と予報されています。(今後観測データが蓄積されて予報の精度が上がり、衝突の可能性がなくなることもありえます。)
2023 DW は アテン群に属し、推定直径は約 50m でツングースカ級の大きさとされています。
We've been tracking a new asteroid named 2023 DW that has a very small chance of impacting Earth in 2046. Often when new objects are first discovered, it takes several weeks of data to reduce the uncertainties and adequately predict their orbits years into the future. (1/2) pic.twitter.com/SaLC0AUSdP
— NASA Asteroid Watch (@AsteroidWatch) March 7, 2023
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