3月9日付「国際宇宙ステーションの一部が落ちてくる」の続報です。
国際宇宙ステーションから投棄されたパレット EP-9 はカリブ海とメキシコ湾の上空で大気圏に突入したようです。今のところ、目撃情報や撮影したとの報道は見当たりません。
「EP-9 パレットは協定世界時19時29分(日本時間 翌日04時29分)にカンクン(地図)とキューバの間のメキシコ湾上空で大気圏に突入した。これは事前の予測ウィンドウと一致していたが、進路の "最も可能性の高い" 部分の少し北東であった。あと数分突入が遅ければ、フォート・マイヤーズ(地図)に到達していただろう。」:
The EP-9 equipment pallet reentered at 1929 UTC over the Gulf of Mexico between Cancun and Cuba. This was witih the previous prediction window but a little to the northeast of the 'most likely' part of the path. A couple minutes later reentry and it would have reached Ft Myers
— Jonathan McDowell (@planet4589) March 8, 2024
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