ギザの大ピラミッド(230×230×147m)に匹敵する大きさの小惑星が5月6日に地球に衝突する可能性があると話題になっています。この小惑星は〝2009 JF1〟で、2009年の発見当初にはNASAも地球に衝突する可能性があると指摘していたものです。最新の観測データからは、衝突の可能性は限りなく 0 に近く、直径も10m程度とされています:
- Asteroid Impact: NASA Estimates Space Rock the Size of the Great Pyramid May Hit Earth on May 6
- Take a Deep Breath: Asteroid 2009 JF1 Won't Smack Into Earth on May 6
以下はNASA/JPLによる最新の接近予報です:
2009 JF1 |
(2022年2月7日付予報) |
---|---|
接近日時(日本時間) |
5月15日 02:25 |
接近日時 誤差 |
±8日14時間59分 |
接近距離 | 61.4 LD ≅ 2400万km |
推定直径 |
≅10m |
対地球相対速度 |
19.3 km/s ≅ 7万 km/h |
発見から地球接近まで | − |
次の地球接近(日本時間) | 2053年11月26日ごろ |
公転周期 | 952 日 ≅ 2.61 年 |
分類 |
アポロ群 |
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