3月上旬、東京都内の川で1000匹、大阪市内の川で7500匹のボラが大量死したことについての『東京新聞』の記事です。どちらのケースも、新月前後の大潮や雨水の流入で川底のヘドロがかき乱され酸欠状態となったことが原因と推定しています。「地震の前兆」(宏観異常現象)説は科学的根拠なしとして退けられています。
「宏観異常現象を受け付けている高知県南海トラフ地震対策課にも、魚の大量死に関する情報提供はない」:
以下は、今年になってからこのブログで扱ったボラ関連の記事です。東京新聞の記事にある大阪市の件は記載していませんでした:
- 河口付近にボラの大群 — 兵庫県芦屋市 (22年2月5日)
- 街中の排水路にボラの大群 — 静岡県浜松市 (22年3月7日)
- ボラが大量死 — 東京都大田区 (22年3月8日)
- ボラの大群が遡上 — 千葉県市原市 (22年3月22日)
[備考]3月31日 東京湾(千葉県北西部) M4.7、深さ 75km、最大震度 4; 3月31日 京都府南部 M4.4、深さ15km、最大震度 4