火星探査車キュリオシティが5月7日に奇妙な構造物を撮影しました(拡大画像)。 岩壁に穿たれた出入り口のように見えます。科学者は、通常の地質学的プロセスによって形成されたものだとしています。
「画像には奇妙なところは全くありません。これは通常の地質学的プロセスです」、「この露頭には至るところに線状の割れ目があり、この出入り口のように見えているのは、いくつかの線状の割れ目がたまたま交差している場所です」:
- The 'doorway' seen on Mars is not for aliens. Here's how it really formed.
- NASA picture of Mars 'doorway' spawns conspiracy theories - this is what you're really looking at
- NASA's Curiosity Rover Spotted a 'Doorway' on Mars
この「出入り口」の実際の大きさはおおよそ 30cm×45cm とのことです。ネット上で騒がれているように火星人の地下都市への出入り口だとしたら、火星人はずいぶん小さいことになります。
キュリオシティは2012年8月に火星のゲール・クレーター内に着陸して以来、約10年にわたって活動を続けています。
上の2番目の記事では、最後の方で最新の探査車パーシビアランスと混同した記述がありますのでご注意ください(火星への着陸日時など)。
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