2009年4月26日日曜日

リヒター・スケールの日

4月26日は「リヒター・スケールの日」(Richter Scale Day)です。1935年に「マグニチュード」という地震の尺度を考案したアメリカの地震学者 Charles F. Richter (1900-1985)の誕生日を記念して、この日に定められました。

日本では「マグニチュード xx の地震」という言い方が一般的で、リヒター博士の名前はあまり出てきませんが、欧米では “xx magnitude earthquake” という言い方とともに、“earthquake that measures xx on the Richter scale” という表現も多用され、リヒター博士は存在感を保っています。

リヒター博士の名前は、地震の規模と発生頻度の関係を示す計算式にも残っています(Gutenberg-Richterの関係式)。

日本の報道機関がマグニチュードと震度を混同することはまずありませんが、海外の記事の中には混同しているものをときおり見かけます。しかも、日本で使われる気象庁震度階級とは違う改正メルカリ震度階が使われているので、いっそうわかりにくく混乱させられます。