日本時間 7月20日15時すぎからカムチャツカ半島沖で地震が連続して発生しています。米国地質調査所(USGS)のウェブサイトによると、これまでに(17時40分現在)19回の地震が記録されており、内訳は、M7級が1回、M6級が4回、M5級が8回などとなっています。 最大は15時49分に発生した M7.4、震源の深さ 20.0km の地震(震央地図)です。どの地震もほぼ同じ場所で発生しています。
以下は、M7.4 の地震について USGS の "Tectonic Summary" からの抜粋です ——
2025年7月20日にロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー(Petropavlovsk-Kamchatsky)東方で発生したM7.4の地震は、深さ約20kmの逆断層運動によって発生しました。この地震発生地点では、太平洋プレートが北米プレートに対して西北西方向に年間約77mmの速度で移動しています。北米プレートは北米大陸を越えて西に伸びていることに留意してください。地震の発生場所と断層の動きの特徴は、千島-カムチャッカ弧(Kuril-Kamchatka Arc)の沈み込み帯プレート境界面における断層運動と一致しています。
Mw=7.4, OFF EAST COAST OF KAMCHATKA (Depth: 23 km), 2025/07/20 06:49:02 UTC - Full details here: http://geoscope.ipgp.fr/scripts/seismes/fiche.php?seis=us7000qdyl
— Earthquake information from Geoscope Observatory (@geoscope-ipgp.bsky.social) 2025年7月20日 16:28
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