2025年7月17日木曜日

噴火始まる — アイスランド

 
「秋が近づくにつれて噴火の可能性が高まる」というアイスランド気象局の予測よりも早く、7月16日03時56分(日本時間同日12時56分)にレイキャネス半島で新たな噴火が始まりました。
 
噴火は複数の亀裂で発生し、スンドヌークル火口列(Sundhnúkur crater row)にある大きな亀裂は、長さ約2.4kmと推定されています。さらに、ファグラダルスフィヤル(Fagradalsfjall)の西側にも亀裂が開き、長さは約500mと推定されています。溶岩流は東西方向に流れ、東への流れが特に大きくなっています。
 
最新の情報では、溶岩流は続いていますが、勢いは弱まっています。溶岩の大部分は亀裂の東側に堆積しており、この地域の窪地を埋め尽くす可能性があるとのことです。地震活動は大幅に減少し、現在は1時間に数回の小規模な地震が観測されています。 
 

Updated 12:00 local Eruption no longer confined to a single fissure at Sundhnukar. The larger estimated to be ~ 2.4 km long. A smaller fissure has opened W of Fagradalsfjall and estimated ~ 500 m in recon flight by IMO/Coast Guard. www.vedur.is/um-vi/fretti... #geosciences #volcanology #iceland

[image or embed]

— Icevolcanx Ron (@jokulhlaup.bsky.social) 2025年7月16日 21:23