2020年12月11日金曜日

霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベルを引下げ

 
12月11日、霧島山新燃岳(地図) の噴火警戒レベルが「1(活火山であることに留意)」に引き下げられました。新燃岳では今年1月2日から噴火警戒レベル「2(火口周辺規制)」の状態が続いていました。
 
「新燃岳では、2019年11月頃から新燃岳火口直下を震源とする火山性地震の一時的な増加や、火口西側斜面の割れ目付近で地熱域の拡大と噴気活動の再開、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量のわずかな増加といった火山活動の高まりが認められました。その後は、地震活動は低下傾向となり、地熱域、噴気活動、火山ガスの放出量に変化はありません。また、GNSS 連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは停滞しています」:
 
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