2020年4月3日金曜日

ドイツのクルーズ船がベネズエラの軍艦を「撃沈」


3月30日、ドイツの企業が所有するクルーズ船(RCGS RESOLUTE)を拿捕しようとしたベネズエラ海軍の軍艦(Naiguatá)が沈没しました。現場はベネズエラの領海外のカリブ海。

停船やベネズエラの港への回航命令に従わないクルーズ船に対して軍艦が威嚇発砲、さらに進路を変えさせるためにクルーズ船の右舷側に突進。ところが、クルーズ船には南氷洋の観光のための砕氷能力があり、船体が通常の船舶より強靱に作られていたため、衝突した軍艦の方が損傷を被り沈没したとのことです:

ベネズエラのマドゥーロ大統領は麻薬取引への関与が疑われており、米国司法省は同大統領の身柄拘束や起訴に繋がる情報提供に対して最大 1500万ドル(約16億円)の賞金をかけています。