2024年5月6日月曜日

小惑星 2024 JD が地球と月に接近

 
[5月8日追記: 最新の予報にもとづき、接近日時、誤差、接近距離(月)、次の地球接近日時を修正しました。]
 
5月8日から 9日にかけての深夜、小惑星〝2024 JD〟が地球と月の近くを通過します。地球との相対速度が非常に低速な小惑星です。
 
2024 JD (2024年5月7日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)5月8日 22:31
 (月)5月9日 01:51
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.72 LD
(月)1.20 LD
推定直径
8 ~ 18 m
対地球相対速度
3.3 km/s ≅ 1万2000 km/h
初観測から地球接近まで7 日
次の地球接近2028年4月12日ごろ
公転周期499 日 ≅ 1.37 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

小惑星 2024 JR1 が地球と月に接近

 
5月7日、小惑星〝2024 JR1〟が地球と月の近くを通過します。
 
2024 JR1 (2024年5月5日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)5月7日 09:04
 (月)5月7日 16:56
接近日時 誤差
(地球)± 8 分
(月)± 10 分
接近距離 (地球)0.77 LD
(月)0.61 LD
推定直径
8 ~ 17 m
対地球相対速度
13.0 km/s ≅ 4万7000 km/h
初観測から地球接近まで3 日
次の地球接近2031年10月15日ごろ
公転周期642 日 ≅ 1.76 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2024年5月4日土曜日

バーチャン、ブッテ

 
火星の地形についての英文を読んでいるとよく目にする言葉に "barchan" と "butte" があります。「バーチャン」、「ブッテ」と読んでしまいがちですが、正しくは「バァカン、バーカーン[bɑ́rkɑ̀n、bɑːkɑ́ːn]」、「ビュート[bjúːt]」です。 

"barchan" は三日月形をした砂丘のことで、バルハンとも呼ばれます。"butte"(ビュート)は周囲の切り立った孤立した丘でメサ(mesa)よりも規模が小さいものを指します。どちらも、地球にも多数存在しており、火星特有の地形というわけではありません。

 
余談ですが、加速寿命試験室のことを「チャンバー」と呼ぶエンジニアが私の周りには多いのですが、本来は "chamber"[tʃéimbər]ですから「チェイムバー」か「チェインバー」ではないでしょうか。
 

2024年5月2日木曜日

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-161)

 
米国イエローストーン国立公園の 4月の状況です。
 
4月3日にスティームボート間欠泉(地図)の噴出がありました。
 
日付(現地時間) 間隔(日)
1
2月26日 58
2
4月3日 37
 
 
4月の地震活動は通常のレベルでした。152件の地震が観測され、最大は 4月23日に発生した M3.1 でした。2つの群発地震があり、86件と 19件の地震が記録されました。
 
イエローストーン・カルデラでは、2015年以来続いている長期的沈降傾向が継続しています。昨年 9月末以降では約 3cm 沈下しました。ノリス間欠泉盆地ではわずかな量の沈下(過去 2ヶ月間で 1cm 未満)が発生しました。
 

 

小惑星 2024 HO2 が月と地球に接近・通過

 
 
4月29日から30日にかけて、小惑星〝2024 HO2〟が月と地球の近くを通過していたことが NASA/JPL による 5月1日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2024 HO2
(2024年5月1日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月29日 17:41
 (地球)4月30日 00:18
接近日時 誤差
(月)± 2 分
(地球)± 2 分
接近距離 (月)0.860 LD
(地球)0.097 LD
推定直径
3 ~ 8 m
対地球相対速度
9.2 km/s ≅ 3万3000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2026年1月5日ごろ
公転周期226 日 ≅ 0.62 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2024年5月1日水曜日

富士風穴の氷が解ける — 山梨県富士河口湖町

 
富士山の北麓にある国の天然記念物「富士風穴」(地図)は 総延長 582m の溶岩トンネルで、年間を通じて氷柱が見られますが、数年前から洞内の氷が解け始めており、「氷は去年から約30センチほど減少」しているとのことです。

「4月の段階でこんなにビショビショしているのは違和感がある」、「地球温暖化とか原因としてはいろいろな要素が考えられる」(富士河口湖町生涯学習課 係長):
 

箱根山で火山性地震急増

 
4月29日、箱根山(地図)で火山性地震が急増しました(速報値で 14回)。気象庁からは特段の発表はありません。

(クリックで拡大; 気象庁「箱根山の火山観測データ」より)
 
 
関連記事

近畿圏中心領域大型地震 (続報-292)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 4月30日15:00 付けで更新情報 No.358 と No.359 を出しています。八ヶ岳だけでなく秋田観測点と高知観測点に現れた変動も加えた 8つの前兆変動にもとづいて、地震発生推定日が前回の情報から微調整され 5月12日 ±3日(5月9日〜15日)とされています:
 「29年の観測歴上で最長継続となっている No1778 前兆は極めて難解であるため、現推定通り対応地震が発生するか不明であることも事実です。ただ、現在までに現れた前兆変動からは 5/12±3 対応地震発生の可能性が極めて考えやすく否定困難ということです。[中略]仮に 5/12± から次ステージとなる等して現推定通り対応地震が発生しなかった場合は、平に陳謝し再考し報告致します。但し、推定に近い形で地震が発生した場合は、大変な被害が予想されますので、災害軽減のため、できれば一人でも多くの皆様にお知らせ頂けたら幸いです。」
 
「No1778 前兆変動は 2008年7月から継続した本観測歴上で最長継続の前兆変動です。過去例にない非常に特殊な前兆変動のため、推定通りに地震が発生するか不明な点もありますことをご了承下さい。推定通りの地震活動が発生しない場合は平に陳謝します。」 

「地震規模が M8± の場合は、震源断層の長さが 100km を大きく超える可能性があります。推定領域斜線域に全ての断層が含まれるか否かは不明です。仮に推定通りM8.0± 規模となる場合は、1891年(明治24年)10月28日発生の濃尾地震 M8.0 に並ぶ、国内最大規模の内陸地殻地震となる可能性があります。前兆期間が 15年10ヶ月と 29年間の観測歴上最長(現在までの前兆期間過去最長は 2008年発生の岩手内陸地震で前兆期間は3年3ヶ月でした)であるため、歪み速度の極めて小さい、大型地震が短期間内に発生していない領域の可能性が高い。」
 
 
推定日2024年5月12日 ±3日
(上記時期発生を否定する変動を今後観測した場合は修正)
推定時間帯 09:00 ±2時間 または 18:00 ±3時間
推定震央領域 続報 No.359」所載の図1参照
推定規模 M8.0 ± 0.3
推定地震種 震源が浅い(30km以浅)陸域地殻内地震、火山近傍領域の可能性
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2024年4月30日火曜日

キラウエア山で地震増加 — ハワイ

 
ハワイ島のキラウエア山(地図)で地震が増加し、火山国立公園(Volcanoes National Park)の一部が閉鎖されています。

 
キラウエア山では 4月27日早朝から地震が急増し、激しさを増しています。過去 24時間で 360 件を超える地震が発生しましたが、その前の 24時間では 250 件でした。地震は主に東部地溝帯の上部(upper East Rift Zone)で発生しています。山頂の膨張とカルデラ南の隆起が続いています。現時点では、この地震活動の増加が噴火につながるのかはわかっていません:
 

小惑星 2024 HT1 が地球と月に接近・通過

 
4月26日から27日にかけて、小惑星〝2024 HT1〟が 地球と月の近くを通過していたことが、4月29日付の NASA/JPL のデータベース更新で明らかになりました。この小惑星はかなり大形で、推定直径が 34〜78m であるにもかかわらず、発見されたのは地球最接近の2日後でした。
 
2024 HT1 (2024年4月29日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月26日 21:10
 (月)4月27日 03:35
接近日時 誤差
(地球)± 3 分
(月)± 3 分
接近距離 (地球)0.93 LD
(月)0.64 LD
推定直径
34 ~ 78 m
対地球相対速度
16.4 km/s ≅ 5万9000 km/h
初観測から地球接近まで−2 日
次の地球接近2027年5月17日ごろ
公転周期1144 日 ≅ 3.13 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。