2016年11月11日金曜日

取水井の水が濁る ― 熊本県熊本市


11月10日、熊本市南区富合町(地図)にある水源地の井戸水(深さ170m)に濁りが発生しました。取水井の壁面が破損している可能性があるとみられていますが、「熊本地震後に水源地の取水井が再び濁ったのは初めて」、「4月14日の前震、同16日の本震で水源地の取水井96本全てが濁ったが、3日後には解消した」:

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大正地獄から熱湯噴出 ― 北海道登別市 (続報)


11月6日付で気象庁が発表した火山活動解説資料では、6日におこなわれた現地調査にもとづいて「大正地獄では、高さ1.5~2m程度の熱湯の噴出が断続的に発生」と記載されていましたが、以下の新しい資料によると、翌7日にも現地調査が実施され「大正地獄から泥を含んだ熱湯が断続的に噴出しており、一時的に高さが最大6~7mまで上がっているのを確認」したとのことです:

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巨大地震はスーパームーンが誘発したのか?


横浜地球物理学研究所のツイートから。「巨大地震はスーパームーンが誘発したのか?」という問いに対して:

拳々服膺すべき反論です。

2016年11月10日木曜日

2016年は3連続スーパームーンで終わる


以下はNASAのサイトに掲載されている記事です。月の軌道は楕円形なので遠地点と近地点があります。このうち、月が地球に最も近づく近地点を通過するときに新月または満月になることをスーパームーンと呼びます。天文学の用語ではなく占星術で使われる言葉です。今年の10月、11月、12月の満月は3回連続してスーパームーンになります。とりわけ就中、11月14日の満月は月が近地点を通過した直後に起こるため「ウルトラ・スーパームーン」(エクストラ・スーパームーン、スーパー・スーパームーン)などと呼ばれています:

以下は10月~12月のスーパームーンにおける近地点通過と満月の時間差を示したものです(時刻は日本時間、接近距離は地球から月までの平均距離=1):

近地点通過 満月時間差 接近距離
10月17日08:34 10月16日13:23 19時間11分 0.931
11月14日20:21 11月14日22:52 2時間31分 0.927
12月13日08:29 12月14日09:06 24時間37分 0.933

満月のときは、太陽-地球-月が一直線に並びます。スーパームーンの満月ではふだんよりも地球から月までの距離が近いため、上記NASAの記事によれば、通常より最大で14%大きく、30%明るい月を見ることができるとのことです。

今月14日のウルトラ・スーパームーンは近地点通過と満月の時間差が非常に短く、同様の状況が前回起きたのは1948年1月26日で、次は2034年11月25日になるということです。

前回ウルトラ・スーパームーンが起きた1948年には、今日まで影響が続いている世界史上の大事件がいろいろ起きています。ガンジー暗殺、ソビエト連邦によるベルリン封鎖、イスラエル建国と第1次中東戦争、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の樹立などなど:

ウルトラ・スーパームーンのせいでしょうか、2016年も世界を揺るがし、世界史の流れを変えるかも知れない出来事が起きています。筆頭はイギリスの国民投票でEU離脱が決まり、アメリカの大統領選挙でトランプ氏が当選したことでしょうか。

ひるがえって日本では、1948年6月28日に福井地震(福井県嶺北地方、M7.1)が発生し、死者3769、負傷者22203、列車3本が転覆、無数の地割れや噴水・噴砂が現れる大惨事となりました。福井市南東部では農作業中の女性が直立したまま埋もれて死亡しています。地割れに挟まれたとも、液状化した地面に飲み込まれたともいわれています。

折しも八ヶ岳南麓天文台の串田氏は最新の公開情報で、11月13日~16日に福井県・岐阜県を中心とした地域にM7.8±0.5の大地震を予測しています。11月14日のウルトラ・スーパームーンを含む期間です。


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2016年11月9日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-127)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月9日14:30付で更新情報を出しています。前兆再出現、11月9日および10日の地震発生は否定:

以下は最新の更新情報 No.180 のまとめです ――

推定時期 前兆の完全終息を観測後に推定予定
現状で考えやすいのは11月13日~16日
(11月12日以前の発生は否定)
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照
(点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅


▼ 現状
  • 11月8日夕刻、すべての前兆が数時間にわたって終息

  • 11月8日夜、再び前兆が出現

  • 11月9日昼過ぎになっても前兆終息が認められない → 11月10日地震発生の可能性否定

▼ 考察
  • 現状で第20ステージの示す時期(地震発生または次の極大)は11月13日~16日

    • 初現11月3.3日、極大11月6.7日に経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用 → 11月13日±

    • 初現10月25.5日、極大11月2.1日に経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用 → 11月16日±

  • 前兆終息時期

    • 11月13日地震発生の場合 → 11月11日夜

    • 11月16日地震発生の場合 → 11月14日未明

  • 実際の前兆終息を確認の上で第20ステージの示す時期を確定させたい。第20ステージが示す時期が地震発生日である場合は、前兆が完全終息すると考えている


串田氏の地震予測手法についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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博多陥没事故


横浜地球物理学研究所のツイートから ・・・

福岡地下鉄七隈線の工事では2000年と2014年にも陥没事故が起きていたようです:

今回の陥没現場の過去。大正時代には鹿児島本線は今とは違うところを通り、博多駅の位置も違っていました。現在「こくてつ通り」となっているところに線路があったようです。右側の現在の地図で薄い緑色で示されている櫛田神社と住吉神社を基準にして比較するとわかりやすいです:

小惑星 2016 VB1 が地球に接近・通過


11月8日午前0時57分(日本時間)、小惑星〝2016 VB1〟が地球に 0.70LD まで接近しました(1LD=地球から月までの平均距離)。

この小惑星は11月5日に発見されたもので、アテン群に属し、直径は6~12m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。

この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は遅く、秒速5.7km(時速約2万1000km)と計算されています。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2016 VB16~12 11月8日 00:57 0.70


このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2016年11月8日火曜日

【追記あり】 近畿圏中心領域大型地震 (続報-126)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月7日16:30付で更新情報を出しています ―― CH02の特異状態が終息、11月9日(または10日)に地震発生の可能性:

以下は最新の更新情報 No.179 のまとめです ――

推定時期 可能性[1] 11月9日(または11月10日)
可能性[2] 11月9日に新たな極大が出現した場合は、11月16日の可能性あり
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 更新情報の地図参照
(点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅


▼ 考察 【以下追記です】
  • 第19ステージから算出した日付=11月2日に第20ステージの極大が出現

  • CH02(八ヶ岳)の特異状態が11月6日に終息

  • 地震発生日(または次ステージの極大日)の算出

    • 11月5.4日からCH20に弱い特異状態が継続的に出現、11月6.7日にCH21が糸状特異となる → 5.4日を初現、6.7日を極大として経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用すると 11月9日± を得る

    • CH20(八ヶ岳)とK10(高知観測点)の前兆出現にもとづき10月29.3日を初現、11月2.1日を極大として経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用すると 11月9日± を得る

    • 11月2.1日を極大、CH17(八ヶ岳)の前兆が終息した11月7.4日を終息として経験則 [極大~地震発生]:[終息~地震発生]=3.9:1 を適用すると 11月9日± を得る

    • CH21(八ヶ岳)の前兆出現状況にもとづき11月6.7日を主極大、11月7.5日を副極大として経験則 [主極大~地震発生]:[主極大~副極大]=3.7:1 を適用すると11月9日± を得る

    • 11月9日に地震が発生せず新たな極大が出現した場合、11月5.4日を初現として計算すると11月16日± を得る

  • 11月9日± に対応地震発生の場合

    • CH20、CH21、K10の前兆は計算上、11月8日夜まで終息しない

    • CH17の前兆は今後再出現しない可能性が高い

    • 11月8日夕方の段階でCH17の静穏状態が続いていた場合、11月9日± に地震発生の可能性が高い

    • 11月8日夜にCH20、CH21もすべて静穏化すれば、11月9日± に地震発生が確定

    • CH21に特異前兆が顕著に出現した場合は、11月9日± は新たな極大発生日の可能性が高い(上記11月5.4日初現に対する11月6.7日極大認識は誤り)

  • 11月9日± に新たな極大が出現する場合

    • 11月9日± は第21ステージの極大

    • 初現11月5.4日、極大11月9日で計算して11月16日 を得る

    • 第21ステージの指し示す日(地震発生日または次の極大日)は11月16日


串田氏の地震予測手法についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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2016年11月7日月曜日

大正地獄から熱湯噴出 ― 北海道登別市


11月5日23時20分過ぎから、気象庁の常時観測火山である倶多楽(くったら)の大正地獄(地図)で、熱湯が噴出しているとみられる震動が観測され、翌6日に現地調査がおこなわれました。「大正地獄では、高さ1.5~2m程度の熱湯の噴出が断続的に発生」、「大正地獄周辺約30mの範囲には噴出に伴うと考えられる泥が飛散した痕跡を確認」:

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的中連発の地震予測システム「S-CAST」


『東スポ』の記事なのでどこまで真に受けていいのわかりませんが、熊本地震も鳥取県中部の地震も「事前に発生がキャッチされていた」、「一部の自治体が導入しているほど的中連発の予測システムが存在する」:

この S-CAST というシステムは富士防災警備株式会社(東京都新宿区)という民間企業が運営しているものです。以下は概説と実績です:

電離層の擾乱をVLF(超長波)やVOR(超短波全方向式無線標識)の伝播異常を観測したり、大気中のラドン濃度を計測したり、といった複数の手法を併用しているようですが、ULF(超低周波)地中電磁界変動を観測しているのが目を引きます(地電流のことでしょうか)。

『東スポ』の記事では「的中」という言葉を使っていますが、S-CASTの資料では「地震該当率」という指標で実績を示しています。過去1年間の地震該当率は93%だそうです。

上掲の「地震予測情報検証結果表」を見ると、予測エリアは「九/四/中」などとなっていて、かなり広い範囲で予測しています。また、予測エリア内で発生した地震には最大震度1やマグニチュード2クラスのものも多数含まれていて、これらを「該当」に算入しているのだとしたら、93%という該当率も頷けます。しかし、これで実用的な地震予測と言えるのでしょうか。