2024年10月25日金曜日

2つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2024 UB1〟が 10月18日に、〝2024 UY〟が 10月25日に地球と月の近くを通過していたことが、10月24日付の NASA/JPL のデータベース更新によって明らかになりました。
 
2024 UB1 (2024年10月24日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)10月18日 14:14
 (月)10月18日 21:28
接近日時 誤差
(地球)± 18 分
(月)± 16 分
接近距離 (地球)0.97 LD
(月)0.70 LD
推定直径
6 ~ 12 m
対地球相対速度
8.0 km/s ≅ 2万9000 km/h
初観測から地球接近まで−4 日
次の地球接近2025年5月19日
公転周期318 日 ≅ 0.87 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
2024 UY (2024年10月24日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)10月25日 06:35
 (月)10月25日 13:47
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.77 LD
(月)0.63 LD
推定直径
4 ~ 9 m
対地球相対速度
10.6 km/s ≅ 3万8000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2027年9月25日ごろ
公転周期1102 日 ≅ 3.02 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2024年10月24日木曜日

小惑星 2024 UQ が大気圏突入

 
10月22日18時08分(日本時間)、高速で移動する物体 (A11dc6D、2024 UQ)が発見され、JPL と ESA の自動監視システムによって、地球への衝突の可能性が高いと判定されました。 当該物体は、発見から 1時間46分後の 19時54分(日本時間)に、米国カリフォルニア州から西に約 1000km の太平洋上空 38.2km で大気圏に突入しました。衛星画像によって、予測された時刻に予測された場所で閃光が確認されています。2024 UQ の直径は 0.8〜1.6m と推定されています。
 
大気圏突入前に小惑星が発見されたことはこれまでに 10回ありますが、そのうち 3回は今年起きています。
 


2つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2024 US〟が 10月22日に、〝2024 UT〟が 10月24日に地球と月の近くを通過していたことが、10月23日付の NASA/JPL のデータベース更新によって明らかになりました。
 
2024 US (2024年10月23日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)10月22日 10:08
 (月)10月22日 17:04
接近日時 誤差
(地球)± 2 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.94 LD
(月)1.53 LD
推定直径
7 ~ 15 m
対地球相対速度
7.8 km/s ≅ 2万8000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2031年11月12日ごろ
公転周期504 日 ≅ 1.38 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
2024 UT (2024年10月23日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)10月24日 02:23
 (月)10月24日 06:09
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.12 LD
(月)0.90 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
11.6 km/s ≅ 4万2000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近2032年10月18日ごろ
公転周期1050 日 ≅ 2.87 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2024年10月23日水曜日

古い埋立地から謎の「キーキー音」— アイルランド

 
アイルランドの話題です。アイルランド中央部のオファリー県キルリン(Killurin、地図)にある古い埋立地から原因不明の「キーキー」という音(screeching noise)が聞こえ、近隣住民を悩ませていることから、地元議会が調査に乗り出す事態になっています。アイルランドに伝わる不吉な妖精バンシーの叫び声ではないかとの噂も流布しています。バンシーは人の死を叫び声で予告するとされています。

「私に連絡してきた男性は、古い埋立地から半マイルほど離れたところに住んでいて、彼の家からでもはっきりと聞こえたとのことです」(地元議員)、「それが何なのかわかりません。私には、何らかの圧力が解放されているように聞こえます」(同):
 

日向灘の地震に新説

 
「日向灘で発生するマグニチュード7クラスの地震について、専門家が、30年周期とされていたこれまでの説に対し、60年周期で発生するグループが2つあるとの新たな見解を示しました」: 
 
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2024年10月22日火曜日

10月28日は大地震の特異日?

 
『読売新聞』の記事です。
 
「なぜか、10月28日は大地震の特異日のようです」とのことです:
 
記事中に例として挙げられている  4つの大地震のうち、濃尾地震(1891年)と宝永地震(1707年)はグレゴリオ暦(現在使われている太陽暦)で 10月28日に起きていますが、慶長三陸地震は旧暦(太陰太陽暦)で慶長16年10月28日(1611年12月2日)、相模・武蔵地震はユリウス暦で 10月28日(878年9月29日)の発生ですから、統一されていません。過去の大地震や被害地震のリストを調べても、10月28日が特異日というほど地震が多いという傾向は見られません。
 
このブログの過去の記事も参照してください:
 
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小惑星 2024 TK22 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2024 TK22〟が 10月15日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 10月21日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2024 TK22
(2024年10月21日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)10月15日 11:25
 (地球)10月15日 18:02
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.59 LD
(地球)0.37 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
10.7 km/s ≅ 3万8000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2025年3月11日
公転周期624 日 ≅ 1.71 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2024年10月21日月曜日

南極の巨大な「扉」の謎

 
東オングル島にある日本の昭和基地に近いクイーン・モード・ランド(Queen Maud Land)で見つかった巨大な扉のような氷の地形(地図)。グーグル・マップで見つかったその「扉」については様々な憶測が飛び交っています:

ニューカッスル大学の氷河学講師、ベサン・デイビス(Bethan Davies)教授は、Google Earth Pro で座標を調べた結果、「座礁してその場で溶けている氷山だ」としています。


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イースター島のジルコンがプレート・テクトニクスに疑問符

 
イースター島の火山性ジルコンを研究している地質学者が、予想外に古い 1億6500万年前のサンプルを発見。この発見は、長年信じられてきた「ベルト・コンベア」理論に疑問を投げかけるもので、マントルは考えられていたよりも静止しており、古代の物質を保存している可能性があることを示している:

記事の概略は以下のとおりです ——

ジルコンの年代測定とは: マグマが冷えると、含まれているジルコンは結晶化する。ジルコンには少量のウランが含まれており、放射性崩壊によって徐々に鉛に変化する。その変化の速さがわかっているので、残っているウランと鉛の比率から、それらのジルコンがどのくらい前に形成されたかを測定できる。

イースター島は、いくつかの死火山から成り立っている。最も古い溶岩堆積物は、火山自体よりもそれほど古くない海洋プレートの上に約 250万年前に形成された。

地質学者たちはイースター島で数百個のジルコンを採集した。驚くべきことに、250万年前のものだけでなく、さらに古い 1億6500万年前のものも発見された。どうしてこのようなことが起こり得るのだろうか?

化学分析により、ジルコンの組成はすべてのケースでほぼ同じであることが判明した。したがって、それらはすべて、今日の火山と同じ組成のマグマから生じたと考えられる。

しかし、それらの火山が 1億6500万年も活動していたはずはない。なぜなら、それらの下にあるプレートはそれほど古くないから。そうなると、ジルコンは今日の火山が形成されるずっと前に、プレート下のマントル内にある火山活動の源で発生したということになる。

イースター島の火山は、ハワイ諸島と同様の「ホットスポット火山」である。これらは、地球の深部のマントルからゆっくりと上昇するマントル・プルームから形成される。

マントル・プルームがプレートの底に近づくと、プルームの岩と周囲のマントルの岩が溶けて火山を形成する。プレートがマントル・プルームの上を移動する間、マントル・プルームは非常に長い間その場所に留まる。プレートが少し移動するたびに、マントル・プルームは新しい火山を生み出す。

地質学者たちは、イースター島の下のマントル・プルームが 1億6500 万年もの間活動していたという証拠を発見したのだろうか?
 
現在のイースター島の場所の 1億6500万年前の復元図からは、当時の地形が 1億1000万年前に南極半島の下に沈み込んでしまったことが判明した。そして、イースター島の下のマントル・プルームが、少なくとも当時から活動していた可能性があることを示している。古い時期のジルコンは古い時期のマグマの残滓で、火山噴火にともなって、より若いマグマとともに地球の深部から地表に運ばれたと考えられる。
 
古典的なベルト・コンベア理論は、マントル・プルームは定位置に留まり、周囲のすべてのものが動き続けるという観察事実とすでに矛盾をきたしていた。
 
矛盾を避けるため、プルームが非常に速く上昇するため、プレートとともに移動するマントルの影響を受けない、という説明がある。新しいプルームの物質がプレートの下に絶えず供給され、新しい火山を形成しているのだという。
 
しかし、その場合、古いプルームの断片は、古いジルコンとともに、マントルの流れによってイースター島の位置から運び去られ、現在地表にあるはずがない。プルームを取り囲むマントルが基本的にプルーム自体と同じくらい静止している場合にのみ、それらの古代の鉱物が保存された可能性があるという結論になる。
 
イースター島での古代の鉱物の発見は、地球のマントルがこれまで想定されていたよりも根本的に異なる動作をし、はるかにゆっくりと移動していることを示唆している。

——
 

小惑星 2024 UF が地球と月に接近・通過

 
10月19日から 20日にかけて、高速の小惑星〝2024 UF〟が地球と月の近くを通過したことが、NASA/JPL による 10月20日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2024 UF (2024年10月20日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)10月19日 22:34
 (月)10月20日 02:24
接近日時 誤差
(地球)± 2 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.85 LD
(月)1.28 LD
推定直径
14 ~ 31 m
対地球相対速度
21.4 km/s ≅ 7万7000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近—
公転周期1515 日 ≅ 4.15 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。