2023年11月22日水曜日

月の位相と国旗玉

 
旗竿の先端の球と月の満ち欠けの状態が同じ。原理を考えれば当たり前ですが。月は写真の下の方に写っています。写真をクリックしてください。因みに、旗竿の先端に取り付ける球は「竿球(かんきゅう)」とか「国旗玉(こっきだま)」というらしいです:
 
 

宏観異常情報の収集開始 ― 高知県 (続報-58)

 
高知県庁のウェブサイトに掲載されている宏観異常現象の報告受付件数の表が 11月20日付で更新されています。前回が 7月10日付でしたから約 4ヶ月ぶりです。
 
今回の更新では今年 7月から 10月までの 4ヶ月分が新たに記入されています。すべてのカテゴリーで異常報告は 0件でした。
 
 
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2023年11月21日火曜日

噴火警報 — アイスランド (補足-4)

 
11月14日付「噴火警報 — アイスランド (補足-3)」の補足です。

以下は、アイスランド気象局が日本時間 11月20日22時20分に発表した "Clear evidence of uplift in Svartsengi" (スヴァルツェンギにおける隆起の明白な証拠)の概略です。マグマが貫入している場所から北に数km の地域で急激な隆起が生じていますが、噴火の可能性が高いのはやはりマグマが貫入しているグリンダヴィーク近傍であるという見解です:
  • ここ数日、マグマが貫入している地域では毎日 1500回から1800回の地震が記録されており、最大の地震は 11月17日に発生した M3.0 であった。

  • 11月18日と19日のレーダー画像に基づいて作成された、マグマ貫入している場所とその周辺地域の最新のインターフェログラム()は、スヴァルツェンギ(Svartsengi、地図)付近の著しい地盤隆起を示している。

  • スヴァルツェンギ付近で現在進行中の急激な隆起は、11月10日にマグマ貫入が始まる前に隆起が観測されたのと同じ地域で発生している。衛星画像から得られた測地モデルは、スヴァルツェンギ地域の隆起が以前よりもかなり速くなっていることを示している。

  • 一般に、マグマの貫入が生じると、グリンダヴィーク(Grindavík、地図)で見られるように、貫入の中心軸上で地盤沈下が起こり、それに隣接した地域で地盤隆起の兆候が見られる。スヴァルツェンギ地域の地盤隆起は深部に蓄積したマグマによるもので、11月10日に貫入が始まって以来、観測されている。当初は、隆起の兆候は貫入の形成の影響を受けていたが、現在では深部マグマの蓄積の影響が卓越していることが明らかである。

  • スヴァルツェンギ地域の地盤隆起は、(グリンダヴィーク付近の)マグマ貫入からの噴火の可能性を変えるものではない。これは、(グリンダヴィーク付近の)マグマ貫入部の地殻がスヴァルツェンギ付近の隆起地域の地殻よりもはるかに弱いという事実に基づいている。

  • スヴァルツェンギ地域で大きな地震活動がない限り、同地域で噴火が起こる可能性は高くない。噴火の可能性が高いのはやはり(グリンダヴィーク付近の)マグマ貫入部であり、特に貫入部にマグマが突然大量に流入した場合である。
 

2023年11月20日月曜日

港にクジラが迷い込む — 北海道釧路町

 
11月17日朝、北海道釧路町の老者舞(おしゃまっぷ)漁港(地図)にクジラが迷い込んでいるのが見つかりました。体長約 10m でザトウクジラとみられています。

「クジラが迷い込む事態は初めて。先月にはイルカもやってきた。海に異変が起きているのでは」(同港を拠点にコンブ漁を営む男性)、「生きたクジラが港に迷い込むのは初めて」(近くに住む漁師):

18日夕方にはクジラは姿が見えなくなったとのことです。
 
今回のできごとに関連して初めて知ったのですが、釧路町と釧路市は別々の自治体で、さらに、釧路市は市域が 2つに分かれています。詳しくは以下で:
 

2023年11月17日金曜日

海中で大地震に遭遇

 
大地震の際、海中ではどのようなことが起きているのでしょうか。画面上部の "Gempa di Dasar Laut / M7.2 Laut Banda" はインドネシア語で「海底の地震 / M7.2 バンダ海」との意。日本時間 11月8日13時53分ごろにバンダ海で M7.2 の地震が発生した際の映像と思われます(震央地図、USGS は M7.1、震源の深さ 1おkm、気象庁は M7.0 としています)。
 
 
 

小惑星 2023 WA が地球と月に接近

 
11月17日昼すぎ、小惑星〝2023 WA〟が地球と月の近くを通過します。地球への接近距離は 0.071 LD(2万7379 km)です。これは地球の中心からの距離なので、地球の半径を差し引くと、地表からの高度は約 2万1000km になります。気象衛星などの静止衛星よりも低いところを通過して行きます。

ちなみに、静止衛星の軌道よりも低いところを通過する小惑星を "geosynchronous-violating asteroid" と呼ぶようです。
 
2023 WA (2023年11月16日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)11月17日 12:41
 (月)11月17日 15:57
接近日時 誤差
(地球)± 2 分
(月)± 2 分
接近距離 (地球)0.071 LD
(月)0.750 LD
推定直径
5 ~ 12 m
対地球相対速度
18.0 km/s ≅ 6万5000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2033年12月12日ごろ
公転周期733 日 ≅ 2.01 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2023年11月14日火曜日

クマの狂暴化は地震の前兆?

 
アサ芸プラス』の記事です。参考までに ・・・
 
「注目すべきは、生息数が少ないとされる千葉県や茨城県でも目撃されている点です」、「警戒すべきは来年の春。今年のクマの大量出没の大きな要因は猛暑によるエサ不足と見られますが、そもそも猛暑の翌年は大地震が発生しやすいとも言われています」:
 

噴火警報 — アイスランド (補足-3)

 
11月12日付「噴火警報 — アイスランド (補足-2)」の補足です。
 
去年から今年にかけての過去 3回の噴火は、いずれも人里離れた原野で発生しましたが、今回は市街地の近くで噴火が発生する可能性が高く、より深刻です。すでに道路や建物の土台などに亀裂や段差が生じています:
以下の動画では、道路に生じた亀裂から湯気が立ちのぼっています。マグマ由来ではなく、地下の配管からかもしれません:
 

2023年11月13日月曜日

市街地の海岸にマイワシの大群 — 青森県青森市

 
11月初旬、青森県青森市の「あおもり駅前ビーチ」(地図) にマイワシの大群が現れました。

「魚の大群が来たという事例は聞いたことがない」(青森港管理所)、「今回の大量発生は、まだ原因がわかっていません」:
 

2023年11月12日日曜日

噴火警報 — アイスランド (補足-2)

 
11月11日付「噴火警報 — アイスランド (補足)」の補足です。
 
アイスランド気象局が11月11日18時30分(日本時間12日03時30分)に以下のように発表しています:
 
マグマ貫入の地球物理学的モデルから、貫入はゆっくりと上向きに伝播しており、マグマは地表下 800m にあると推定されている。 噴火の可能性がある場所の正確な位置は不明だが、貫入しているマグマの 15 km の長さと方向は、考えられる噴火源の適切な指標となる。(専門家による)会議の全体的な評価は、火山噴火の可能性が高く、数日以内に噴火が発生する可能性があるというものである。マグマの貫入範囲から判断すると、マグマはその南端部、グリンダヴィーク(地図)のすぐ外側から噴出する可能性がある。したがって、海底噴火の可能性も高まっており、爆発的な活動の可能性に備える必要がある。地図に示すように、貫入しているマグマの位置に基づいて危険区域が設定されている。
 
以下のポスト(ツイート)の地図で、右上から左下に向かって引かれた赤い直線がマグマの貫入している場所を示しています: