11月11日付「噴火警報 — アイスランド」の補足です。
アイスランド気象局は 11月10日23時30分(日本時間 11日08時30分)に以下のように発表しています。この発表の後で避難命令が出されたようです:
- Magma intrusion possibly extending beneath Grindavík (マグマの貫入がグリンダヴィークの下に広がっている可能性がある)
国民保護当局が緊急レベルを宣言。 グリンダヴィークの居住者は、慎重に行動するように勧告する。
今日の午後、グリンダヴィーク北のスンジュカギガル付近で観測された地震活動とレイキャネス半島で観測された地殻変動に重大な変化が発生した。 地震活動はグリンダヴィークに向かって南に移動した。 今日の午後 6時以降の地震活動の推移と GPS測定の結果に基づくと、マグマの貫入がグリンダヴィークの下に広がっている可能性がある。この結果を踏まえ、スズルネス警察署長は国民保護当局と協力し、グリンダヴィークからの避難を決定した。 現在、緊急レベルの国民保護が実施されている。これは緊急避難ではない。グリンダヴィークの居住者は、慎重に行動してほしい。
現段階では、マグマが地表に到達するかどうか、またどこに到達するかを正確に判断することはできない。北のスンジュカギグムからグリンダヴィークに向かって広がる地域では、かなりの量のマグマが移動している兆候がある。このマグマの量は、(過去の)ファグラダルスフィヤルの噴火に関連した最大のマグマ貫入で観察されたものよりも大幅に多い。マグマ貫入の様子をより正確に把握するためのモデルを計算するために、さらなるデータが収集されているが、この作業がいつ完了するかは現時点ではわからない。
現段階では、マグマが地表に到達するかどうか、またどこに到達するかを正確に判断することはできない。北のスンジュカギグムからグリンダヴィークに向かって広がる地域では、かなりの量のマグマが移動している兆候がある。このマグマの量は、(過去の)ファグラダルスフィヤルの噴火に関連した最大のマグマ貫入で観察されたものよりも大幅に多い。マグマ貫入の様子をより正確に把握するためのモデルを計算するために、さらなるデータが収集されているが、この作業がいつ完了するかは現時点ではわからない。
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