大分県別府市の背後にある常時観測火山・鶴見岳(地図)で、2月13日20時52分と 21時02分に山体浅部を震源とする振幅の大きな火山性地震が発生しました。気象庁の速報解析では、震源の深さはごく浅く、地震の規模は M1.6 と M1.2 とされています:
私は鶴見岳の状態を気象庁の「火山観測データ」で毎日チェックしているのですが、これまでのところは地震回数は低調に推移していました。
気象庁の資料によると、鶴見岳に噴火の記録はありません。隣接する伽藍岳には奈良時代から平安時代にかけて水蒸気噴火や泥流の発生があったようです。
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