2月2日23時41分(日本時間)に大形の小惑星〝2008 OS7〟が地球に最接近しました。接近距離は 290万km(7.4LD)でした。
同小惑星は、その軌道が地球の軌道に近いこととその大きさから地球に対する潜在的危険性がある小惑星(potentially hazardous asteroid)に分類されており、今回の接近に際してレーダーによる詳細な観測が実施されました。その結果、この小惑星の直径は従来の推定値(220〜500m)より小さく 150〜200m で、自転周期はこの種の小惑星としては遅く 29.5時間、公転周期は 2.6年とわかりました:
A large asteroid safely drifted past Earth at about 2.9 million km on Feb. 2 – and JPL scientists used a powerful radio antenna at the Deep Space Network’s Goldstone facility in California to image its slow rotation, size, shape, and surface: https://t.co/xCekdXj5Ro pic.twitter.com/A7w461YmpT
— NASA JPL (@NASAJPL) February 26, 2024
関連記事