2024年2月10日土曜日

串田彗星

 
八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏といえば、今は地震予報の研究者としての方が有名な感がありますが、同氏が 1994年に発見した串田彗星(144P/Kushida)が 1月25日に近日点を通過し、おうし座で明るくなっています(写真写真)。 明るいと言っても 9等〜10等の光度ですので、肉眼で見ることはできませんが。

串田彗星は串田氏が発見した 2つ目の彗星です。公転周期 7.48年の短周期彗星で、近日点は火星軌道の内側、遠日点は木星軌道の外側にあります。今回が発見後 5回目の回帰です。串田氏は 50個を越える小惑星も発見しています。
 
 
関連記事