2020年4月22日水曜日

首都直下地震の前兆?


まさかとは思いますが、東京外環道の工事が原因ではなく地震の前兆ということはないでしょうね。

「世田谷区・野川(地図)で気泡が噴出したり、川に州ができた」、「練馬区・白子川(地図)でも酸欠の気体が地上に出てきた」、「3月中旬には野川でも以前と違う場所で再び気泡が噴出した」、「橋の欄干で微振動が生じ、近寄ると振動音が聞こえるほど」:

1923年の関東地震(関東大震災)の前の現象として、次のような証言があります:
水道橋(地図)乗換えのわずかな時間ですが、ふと川面をみると、大きなアブクが無数に上ってきて水面がたちまちまっ黒になった。

1855年の安政江戸地震の前には、次のような記録があります:
深川(地図)辺にて堀井戸を掘らんとしけるに、地の底鳴りて仕事ならず。かかる事は是迄聞も及ばぬ事とて、其日仕事は止て帰りしとぞ

以上いずれも『地震前兆現象 予知のためのデータ・ベース』(力武常次、東京大学出版会、1986年)より引用。