3月19日付「久しぶりの肉眼彗星出現か」の続報です。
前回の記事では「明るくなると予測されながら(中略)期待外れであった彗星が数多くありました」と書きましたが、懸念が現実となってしまいました。
ATLAS彗星(〝C/2019 Y4 ATLAS〟)は4月1日から分裂し始め、11日、14日、15日にさらに分裂が進みました。分裂開始以降、同彗星の明るさは2等級分ほど暗くなっています。同彗星はガスや塵を急速に失っており、遠からず消滅するとみられています。
以下は4月15日に撮影された ATLAS彗星の画像です:
- C/2019 Y4 (写真4葉あり)
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